大英自然史博物館展

大英自然史博物館展

見どころ5

自然史研究を支える書籍や資料

図書や絵画、手記や手紙も博物館の重要な収蔵品です。大英自然史博物館は、100万冊以上の書籍と
50万点の絵画資料を所蔵していますが、そのなかには科学史上でも有名な本の原稿や貴重な図書、そし
て絵画が含まれています。

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ウィリアム・スミスの地質図

大地のことわりを表した、世界初の地図

地層の新旧関係や化石にもとづいた地層の対比といった、現代地質学の基礎を築いたウィリアム・スミスは、ダーウィンに先駆けて聖書の世界観を覆した人物と評されています。本展では、スミスが採集した化石標本や、彼が世界で初めて製作した英国地質図を展示します。

『アメリカの鳥』

世界で最も高価な書籍に数えられる、
巨大な美しい鳥類の画集の傑作

ジョン・オーデュボンの『アメリカの鳥』は、1827年~1838年にかけて出版されました。彼は、野鳥を自然状態で実際の大きさで描いた最初の画家のひとりで、鳥の構造と行動に深い洞察を持っていました。20年をかけて北米産の野鳥のほとんどすべてを描き、彩色されたすばらしい435枚の絵画は4巻の本にまとめられています。

ブラシュカ父子のガラス模型

19世紀の超絶技巧

このガラス製のマダコは、19世紀の後半にガラス工芸家のブラシュカ父子によって大英自然史博物館のために作られたものの1つです。アルコールなどに保存された実物標本ではその色彩は失われます。そのため、きわめて精巧に作られたこれらの模型は、美しいのはもとより、生物が生きているときの色彩を保存するという科学的な価値をもっています。

関連するその他の展示品

  • ・ 大英自然史博物館が所蔵する最古の本 大プリニウス著『博物誌』(1468年発行)
  • ・ 植物学の父 カール・リンネによる『自然の体系』 
  • ・ 博物学者ヘンリー・ベイツによるアマゾンでの昆虫採集の記録ノート
  • ・ 博物学者アルフレッド・ウォレスがダーウィンに宛てた手紙