本展は6月11日に閉幕しました。

たくさんのご来場、ありがとうございました!

大英自然史博物館とは

大英自然史博物館( The Natural History Museum )は、世界で最も優れた博物学標本のコレクションを所蔵していると同時に、毎年約500万人が訪れる、イギリスで最も人気のある観光スポットの一つです。

ロンドンのサウスケンジントンにあるこの博物館は、 1881年、復活 祭の翌日のに開館しました。それに先立つ1856年、比較解剖学者リチャード・オーウェンはハンテリアン博物館の学芸員としての仕事を辞め、大英博物館の自然史コレクションの管理を引き受けました。

彼は増えつづける博物学標本のコレク ションを置くためのスペース がないことに不満をもち、これらの自然界の至宝を収蔵するために は、別の建物が必要であると大英博物館の評議員会を説得したのです。

その後、1963年に評議員会の分離が決定され、大英博物館の分館ではなくなり、1992年には名称も「大英自然史博物館」へと公的に改名されました。博物館は、17~18世紀に形作られたハンス・スローン卿のコレクションを源流としており、現在、世界中から集められた動植物や化石、岩石および鉱物は8000万点にまで膨らんでいます。

その裏で、300人以上の科学者や学生がコレクションを用いて病気や気候変動、地球の生物多様性への脅威といったテーマで研究に勤しんでいます

開催趣旨

大英自然史博物館の誇る8000万点の収蔵標本の中から、世界的にも貴重な「至宝」のコレクション約370点を選りすぐり、一堂に展示するのが、今回の「大英自然史博物館展」です。

同館は、伝統的に主要所蔵品の貸し出しを控えてきたため、これが初めての世界巡回展となります。その最初の会場に選ばれたのが、ここ日本の国立科学博物館です。出品される展示物は動植物、化石、鉱物など多岐にわたり、すべて日本初公開を予定しています。標本を紹介するだけでなく、会場ではさまざまな動画を上映。

「始祖鳥」が化石から復元されて大英自然史博物館内を動き出すなど、現実では起こりえない驚きの映像を見ながら、自然史の魅力に触れていただければと思います。